ストックフォト撮影では、完成した素材がすぐ撮影協力者の手元へ届くとは限りません。短時間で印刷した一枚は、撮影に参加してくれたことへの具体的なお礼になります。

01

お礼として渡す写真を、先に決めておく

顔がよく見える一枚、家族で残したい一枚など、相手が受け取りやすい写真を選びます。販売用の構図と、個人へ渡して喜ばれる構図は同じとは限りません。

印刷に時間をかけすぎず、撮影全体の進行を止めない範囲にします。

02

画面と印刷物を、本人と一緒に確認する

目を閉じている、写りを好まない、第三者が入っているなど、渡す前に気付ける点があります。本人が希望しない写真は印刷しません。

印刷物を撮影現場へ置き忘れないよう、渡す相手を確認します。

03

写真のお礼と、使用許諾を交換条件にしない

写真を渡すことと、ストック素材として利用する同意は別です。お礼を受け取ったから断れない、と感じさせる流れにしません。

用途の説明と許諾確認は、印刷とは別の手順で行います。

写真を渡す行為は感謝の表現であり、同意を得るための対価ではありません。
04

正式な納品がある場合は、範囲と時期を分ける

小さな印刷物だけを渡すのか、後日データも渡すのか、撮影前に共有します。その場の一枚を正式納品の代わりとして曖昧に扱いません。

プリンターや接続端末に画像が残る場合は、不要なデータと通信設定も確認します。

その場で渡す前に

  1. 相手が受け取りたい一枚を選ぶ
  2. 本人と写りを確認する
  3. 使用許諾とは別に扱う
  4. 正式な納品範囲を明確にする
  5. 端末と印刷物にデータを残しっぱなしにしない