カメラの画面は、周囲の明るさ、画面の輝度、見る角度によって印象が変わります。きれいに見えることと、ピントや明るさに問題がないことは同じではありません。確認したい内容ごとに表示を使い分けます。

01

画面の明るさだけで露出を決めない

暗い場所では画面が明るく見え、日差しの強い場所では暗く見えることがあります。画面輝度を頻繁に変えると、写真そのものが変わったように感じるため注意が必要です。

ヒストグラムや白とび警告を併用し、重要な明るい部分と暗い部分に必要な情報が残っているかを確認します。

02

ピントは、重要な部分を拡大して確認する

全体表示では合って見えても、目、商品の輪郭、布の質感など、必要な部分がわずかに外れている場合があります。撮影直後に重要部分を拡大し、意図した場所にピントがあるかを見ます。

一枚だけで終えず、被写体や撮影者が動いた場合は数枚を確認します。ピント位置が毎回ずれるなら、設定や撮り方を見直します。

03

水準器とガイド線は、直すためではなく気付くために使う

水平線、建物、机などの傾きは、撮影に集中すると見落とすことがあります。水準器とガイド線は、傾きや端の切れ方へ早く気付くための補助になります。

数値上の水平が、必ずしも見た目の正解ではありません。遠近感や地形もあるため、最後は画面全体のバランスで決めます。

表示は答えではありません。見落としを減らすための測定道具です。
04

警告が出た場所の重要度を判断する

白とび警告が小さな反射や光源に出る場合と、人物の肌や商品の重要部分に出る場合では意味が違います。警告の有無だけでなく、どこに出ているかを見ます。

暗い部分も同じです。黒く見せたい背景と、後で情報が必要な服や髪を分けて判断します。

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最終確認は、管理した環境で行う

撮影現場では、撮り直しが必要な問題を見つけることに集中します。色、細かなノイズ、修正跡、書き出し後の見え方は、パソコンの管理された環境で確認します。

カメラの画面で問題が見えなかったことを、完成の証明にしません。現場確認と仕上げ確認には、別の役割があります。

現場で確認する5項目

  1. ヒストグラムと重要部分の明るさ
  2. 拡大表示で見るピント
  3. 水準器で気付く傾き
  4. ガイド線と画面端の構図
  5. 警告が出た場所と重要度