ストックフォトを始めたばかりの時期は、目的を決めずに撮ったり、新しい設定を次々に試したり、よく似た写真ばかり残したりしがちです。撮影枚数を増やすだけでなく、何を学んだか、販売候補を何点仕上げたか、次回は何を変えるかが明確になる練習にします。

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一度の練習で、試すことは一つ

出発前に、今回だけ変える条件を一つ選びます。たとえば、動く被写体に合うシャッター速度、ピントが合う範囲、窓からの距離による光の変化、文字を置ける余白、手ぶれのない短い動画などです。それ以外は、使い慣れた設定にします。

試すことを絞るほど、失敗した理由を見つけやすくなります。明るさ、レンズ、光、被写体、場所、演出を一度に変えると、どの判断が結果に影響したのか分からなくなります。

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似た写真より、用途の違う5枚を完成させる

状況が分かる広い写真、中心となる動作、細部へ寄った写真、縦位置、文字を置ける余白のある写真を一枚ずつ撮ります。ほぼ同じ写真を何百枚も残すより、役割の違う小さな組み合わせを完成させるほうが、実際の用途を考える練習になります。

最初に気に入った構図だけで終わらず、同じ場面を別の用途にも使えるように撮り分けます。

写真の種類を増やすとは、用途の違う写真を用意することです。ほぼ同じ表情やカメラ位置を連写することではありません。
繰り返せば動作は速くなり、振り返れば判断は正確になります。
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撮影と評価の時間を分ける

撮影中は、ピント、明るさ、安全、今回の目的に集中します。撮影後には、被写体が一目で分かるか、使い道を想像できるか、企業のマーク、作品、建物、人物に権利上の問題がないか、手持ちの素材と重複していないかを確認します。

一度の不採用や、一度だけ売れたという結果だけで、練習全体を評価しません。販売サイトでの結果は参考になりますが、撮影条件をそろえて比べた結果ではないためです。

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協力者への説明と同意確認も練習に含める

誰かに参加してもらうときは、撮影前に目的、公開される可能性のある範囲、相手へ渡すもの、必要になる可能性のある書類を説明します。「練習だから」という理由で、説明を曖昧にしてはいけません。

あとから用途が変わった場合は、作業を止めて改めて確認します。画質に問題がなくても、権利の記録が不完全なら、販売できる素材としては完成していません。

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撮影後の作業まで終えた素材を、販売候補にする

販売候補にする素材は、選別、拡大表示での画質確認、編集、検索用情報の入力、権利確認、書き出し、バックアップまで終えている必要があります。すべての作業を行うと、撮影だけでは見えなかった、時間のかかる工程が分かります。

月末にはシャッターを切った回数ではなく、作業が完了し、重複がなく、必要なときに取り出せる素材を数えます。そして、最も時間を無駄にした工程をもとに、翌月の練習内容を決めます。

毎回使える練習計画

  1. 被写体を一つ、学ぶことを一つ決める
  2. 用途の違う5枚を撮る
  3. 拡大表示で画質を確認する
  4. 編集からバックアップまで終わらせる
  5. 次回に変えることを一文で記録する