ビットレートは、動画を1秒間記録するときに使うデータ量です。カメラの仕様表にある数字を保存容量へ換算すると、撮影前に必要なカードや作業時間を見積もれます。

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ビットをバイトへ換算して容量を求める

カメラの仕様表では、通常「Mbps」という単位を使います。一方、メモリーカードやHDDの容量は「MB」や「GB」で表します。8ビットで1バイトになるため、Mbpsを8で割ると、1秒あたりのおよそのMBを計算できます。

およその容量
Mbps ÷ 8 = 1秒あたりのMB
Mbps × 7.5 ÷ 1,000 = 1分あたりのGB
Mbps × 450 ÷ 1,000 = 1時間あたりのGB

100Mbpsなら、1分で約0.75GB、1時間で約45GBです。600Mbpsなら、1分で約4.5GB、1時間で約270GBです。音声、保存形式、ビットレートの変動、メーカーの表記方法によって、実際の容量は多少変わります。

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MbpsとMB/秒は別の単位

1,740Mbpsは、1秒で1.74GBという意味ではありません。8で割ると約217.5MB/秒です。1分では約13.1GB、1時間では約783GBになります。ビットとバイトを混同すると、必要な容量を8倍に見積もってしまいます。

この換算は、メモリーカードを選ぶときにも役立ちます。ただし、パッケージに書かれた最高速度だけでは、長時間安定して記録できるか判断できません。選んだ撮影設定に対してカメラメーカーが指定する最新のカード規格と速度条件を確認します。

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高ビットレート=高画質ではない

ビットレートが表すのはデータの量です。解像度、1秒あたりのコマ数、色の記録方法、圧縮形式、センサーの性能、明るさ、ピント、ノイズ、カメラ内部の処理によっても、完成する映像は変わります。

ビットレートを比べるときは、できるだけ近い撮影条件で確認します。新しい効率的な圧縮形式なら、古い形式より低いビットレートでも必要な画質を保てる場合があります。反対に、高いビットレートでも、暗すぎる映像やピントが合っていない映像は販売素材として使えません。

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設定を変えると、撮影後の作業も変わる

容量が大きい動画には、速くて容量の大きいカード、長い転送時間、十分な作業用ストレージ、2か所以上のバックアップ、処理性能の高いパソコン、長い投稿時間が必要です。パソコンで滑らかに再生できない設定や、安定して投稿できない設定は、まだ実用的とはいえません。

RAW動画や圧縮の少ない形式は、本格的な編集に備えて多くの情報を残したい場合に役立ちます。一方で、変換や色の調整も必要です。数字が大きいという理由だけで選ばず、完成映像に明確な利点がある場合だけ使います。

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提出条件から逆算する

提出先が定める最新の解像度、フレームレート、圧縮形式、ファイル形式、動画の長さ、最大容量を確認します。その後、実際に使いたい設定で1分間撮影します。

パソコンへ移し、編集して書き出し、納品時に近い画面サイズで再生します。さらに2か所へバックアップし、投稿にかかる時間も測ります。この一連の作業を無理なく繰り返せて、必要な画質を得られる設定が、実際に使える設定です。

最適な撮影設定とは、必要な画質を保ちながら、撮影から投稿まで無理なく繰り返せる設定です。

1分間のテストで確認すること

  1. 解像度、コマ数、圧縮形式、Mbpsを記録する
  2. 1分と1時間に必要な容量を計算する
  3. 必要なメモリーカードの条件を確認する
  4. 転送、編集、書き出し、バックアップ、投稿を試す
  5. 最後まで無理なく進められる設定だけを残す