良い構図を探しているうちに、三脚、バッグ、モデル、撮影者が通路へ広がることがあります。通る人へ避けてもらうのではなく、撮影側が小さく動ける配置を作ります。

01

最初に、通行する人の道を見る

入口、階段、参道、細い道、ベンチの前、自転車の経路を確認します。人がどちらから来ても止まらず通れる範囲は、撮影場所として使いません。

混み始めたときにすぐ移動できる場所も、撮影前に決めます。

02

機材を、撮影者の足元より外へ広げない

バッグを背後へ置いたり、予備機材を離れた場所へ並べたりすると、見えない障害物が増えます。使わない物は閉じて一か所へまとめ、三脚の脚も必要以上に広げません。

モデルの待機場所も通路から外し、立ち位置を変える回数を減らします。

03

通行を止めず、撮影を止める

人が入ってきたら、先にシャッターを止めます。急いで通るよう促したり、撮影中であることを理由に待たせたりしません。

動画では、通行が途切れる短い時間を待ってから回します。必要な長さが取れなければ、場所か構図を変えます。

公共の場所では、撮影を続ける権利より、ほかの人が普通に利用できる状態を優先します。
04

撤収の合図を、全員で共有する

混雑、管理者からの案内、天候、周囲の不安など、どの状態になったら中断するかを決めます。モデルや助手も合図を理解していれば、荷物を広げたまま相談せずに済みます。

撮影後は忘れ物と通路の状態を確認し、元の状態に戻します。

現場での順番

  1. 人が通る道と退避場所を確認する
  2. 荷物と待機場所を一か所へまとめる
  3. 通行人が来たら撮影側が止まる
  4. 混雑時は構図か場所を変える
  5. 撤収後に元の状態を確認する