写真管理ソフトで画像が見えていると、その中に写真そのものが入っているように感じます。実際には、別の場所にある元データを参照し、編集内容や評価を記録している場合があります。

01

元データ・カタログ・書き出しを分けて考える

元データは撮影した素材、カタログは場所と作業内容の記録、書き出しは用途別に作った完成ファイルです。どれか一つだけでは制作を再現できません。

保存先を変更するときは、どの層を移動しているのかを確認します。

02

ファイルの移動は、参照関係を保って行う

写真管理ソフトの外でフォルダ名や場所を変えると、カタログが元データを見失うことがあります。対応する機能がある場合は、ソフト内で移動します。

見失ったときは複製を増やす前に、現在の元データを特定し、参照先を修復します。

03

カタログのバックアップだけで安心しない

カタログのコピーには、元のRAWや動画が含まれない場合があります。反対に元データだけでは、選別、編集、検索情報を失うことがあります。

両方を別の保存先へ複製し、実際に開いて復元できるか確認します。

カタログが案内図なら、元データは案内図の先にある現物です。
04

用途別の書き出しは、作り直せる状態にする

提出先ごとの大きさ、色、圧縮をマスターに固定せず、必要なときに書き出します。書き出し設定と提出履歴を残せば、仕様が変わっても作り直せます。

カタログを分割する場合は、検索範囲とバックアップ手順が複雑にならないかも確認します。

守る対象

  1. 元データの保存場所を把握する
  2. カタログ内の編集・評価・検索情報を守る
  3. 移動後に参照切れがないか確認する
  4. 元データとカタログを別々に複製する
  5. 用途別ファイルを再生成できる状態にする