高機能なソフトを増やしても、同じ評価やファイル名を別々の場所で変更すれば、どれが正しいか分からなくなります。選ぶ基準は機能表だけでなく、次の工程に何を渡せるかです。
工程ごとに、確定する場所を一つ決める
選別、色や音の編集、タイトルと検索語、書き出し、提出状況について、どのツールの記録を正しい状態とするか決めます。
同じ項目を複数の場所で変更する場合は、上書きする方向と時点を固定します。
受け渡すファイルと情報を明確にする
元データ、編集内容を保持したマスター、中間ファイル、提出用ファイルを分けます。次の工程が必要とする色、音声、解像度、ファイル名、検索情報を確認します。
受け渡しのたびに不要な変換を行うと、時間と画質の両方を失うことがあります。
自動同期は、小さな素材で往復を試す
検索情報や評価が自動で移る機能も、すべての項目が同じ意味で保存されるとは限りません。試験用素材で書き込み、読み込み、再編集まで確認します。
元データを上書きする設定は、動きを理解するまで使いません。
便利な連携とは、接続できることではなく、どちらが正しい記録か迷わないことです。
ソフトを替えても残る記録を持つ
採用した素材、許諾記録、提出先、状態、提出日など、長く必要な情報を一つのソフトだけへ閉じ込めません。一般的に読み出せる形式や別の台帳も残します。
ソフトを変更するときは、作業中の案件を一度に移さず、小さな範囲で復元と書き出しを試します。
役割分担表
- 各工程で正しい記録を一つ決める
- 入口と出口のファイル形式を決める
- 同期する項目と方向を試験する
- 元データの上書きを避ける
- 長期記録を別形式でも残す
