数値の合格と、提出できる判断を分ける
書き出しが終わっても、別の版を選んだり、人物の対応が未確定だったりすれば、そのまま提出できません。この記事では一撮影分の提出コピーを対象に、機械で読める値と人が見る内容を別々に記録します。既存のタイトル・キーワードと提出工程へ、確認の結果を引き継ぐための無料教材です。
準備:提出先と方式を一つ選ぶ
最初に「Adobe Stockの通常写真」「通常動画」「別サイトの商用提出」「個別Mission」など、今回の方式を表に書きます。対象の公式条件を開き、URLと確認日を保存します。他サイトや別方式の合格を流用せず、不明な方式は保留にします。
原本と編集情報を保全したまま、素材対応表から提出コピーの実ファイルを開きます。拡張子だけでなく、中身の形式、画素数・サイズ、動画の長さ・fps・コーデック・音声トラック等を読めるソフトで確認します。表示できない項目は「未確認」であり、値がないと断定しません。
何を見る:実ファイルと人の判断を二段階にする
| 対象 | 値や欠落を調べる | 人が確認する |
|---|---|---|
| 画像 | 実形式、幅×高さ、画素数、ファイルサイズ、色プロファイル | 等倍のピント・ノイズ・修正跡、ロゴや第三者、提出する版が正しいか |
| 動画 | 解像度、長さ、fps、コーデック、音声ストリームの有無 | 最初から最後まで再生し、揺れ・フリッカー・不自然な編集・写り込みを確認 |
| 情報 | 空欄、語数、重複語、ファイル名との一致 | タイトルと各語が現物に合うか、未確認の職業・地名・関係を断定していないか |
| リリース | 素材IDと人物行の欠落、参照書類の存在 | 登場人物と書類の対応、必要な署名・撮影範囲・提出先の要件 |
表は横にスクロールできます。
この教材がファイルを自動検査するわけではありません。上の値は手元の情報表示ソフトや既存の検査手順で読みます。検査結果にはファイル名・版・確認方法も残し、別の書き出しへ結果を流用しません。
Adobe Stock通常写真の公式要件はJPEG・sRGB、4〜100MP、最大45MB。例の6000×4000は24MPですが、画素数が合ってもピントや権利の合格は示しません。
通常動画の公式要件ではMOV・MPG・MP4、5〜60秒、最大3900MB。解像度・fps・コーデックの組み合わせも同ページで確認します。例の3840×2160、12秒、29.97fpsはその一例で、別方式の推奨値やすべての受入条件を代表しません。
タイトル・キーワードの公式案内は、内容に正確で関連する語と重要度順の配置を求めています。架空のA001が「二人が机で作業する」写真なら、写っていない職業や未確認の実地名を足さず、その現物に沿った説明を考えます。語数の条件は通常入力とCSV等の方式別資料で再確認し、ここでは一つの値へ統一しません。
どう記録する:素材×提出先×項目で残す
提出先別チェック表:例入りTSVをダウンロード 提出先別チェック表:空欄ひな形TSVをダウンロード
| 素材ID | 提出先と方式 | 確認項目 | 実ファイルの値・観察 | 根拠URLと確認日 | 担当結果 | 次の作業 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| A001 | Adobe Stock通常写真 | 形式・画素・サイズ・色 | JPEG / 6000x4000=24MP / 12MB / sRGB | https://helpx.adobe.com/stock/contributor/submit-your-content/submit-photos/technical-legal-requirements-photo-submission.html / 2026-10-19 | 機械確認済み | 等倍の画質と人物・書類を人が見る |
| A002 | Adobe Stock通常動画 | 長さ・fps・音声 | 3840x2160 / 12秒 / 29.97fps / 音声トラック0 | https://helpx.adobe.com/stock/contributor/submit-your-content/submit-videos/technical-requirements-for-video-submissions.html / 2026-10-19 | 機械確認済み | 全編再生とP01の対応を確認。提出保留 |
| A002 | Adobe Stock通常動画 | 人物と必要リリース | P01要確認 / P02対応確認済み | https://helpx.adobe.com/stock/contributor/content-policies-guidelines/model-property-releases/model-release-requirements.html / 2026-10-19 | 保留 | P01を確認するまで提出しない |
| A003 | 別の提出先・方式未選択 | 提出条件 | 未確認 | 未確認 | 保留 | 対象方式の公式条件を開く |
表は左右キーや横スクロールで確認できます。
同じA002でも技術条件と人物対応は別行です。「機械確認済み」があっても、P01の対応が要確認なら素材全体は保留。空欄や未確認を合格に読み替えないでください。数値の例は架空で、実ファイルの検査結果ではありません。
提出先を増やすときは行を複製して提出先・方式を変え、その公式条件を改めて確認します。管理表にある素材IDや相対パスを、そのまま外部へアップロードしません。Adobe取込CSVを使うなら、その時点の公式テンプレートへ別途転記し、実ファイル名・書類名と照合します。
次にすること:保留を直し、提出後も区別して残す
- 色の問題は既存JPEG色比較、GPSと必要情報は既存GPS除去記事、通常Adobe動画の音声は既存音声除去記事へ進む。手順をここで重ねず、戻った完成ファイルだけ再確認する。
- リリースの不明な組は対応表の保留へ戻す。原本を直してつじつまを合わせず、記録・書類・対象素材を確認する。
- 確認できた素材だけ、対象方式の正式画面で書類と情報を最終照合する。「アップロード済み」「提出済み」「審査中」「承認/却下」は別の状態として、日付と提出先IDを手元に残す。
原本や版を取り違えたら、表の対象行を保留に戻し、正しいコピーで必要な項目だけ再確認します。却下は理由を残し、条件を確認して必要な修正をします。同じ未確認のまま繰り返し送る手順にはしません。全項目を埋めても法的な十分性や審査通過を保証するものではありません。
公式情報の確認日:2026年10月19日。通常Adobe Stockの例と、ほかの提出先・個別Missionの条件は分けて扱います。
この記事の実践チェックリスト
- 本文で確認: 対象の提出先と通常提出/Mission等の方式を決めた。 ↗
- 本文で確認: 実ファイルの技術値と、人が確認する内容を別に記録した。 ↗
- 本文で確認: 未確認の素材を保留し、提出済み・審査結果を分けて残した。 ↗
チェックは、このページを開いている間の作業メモです。比較結果は手元のメモへ残してください。