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G05-5 / 動画

私のストック動画の撮り方:撮影と仕上げの手間を減らす

ここからは私の運用です。スロー用と等倍用を分け、明るさ、ちらつき、容量を考えて、撮影と編集の手間を減らす選び方をまとめます。

この記事の要点

  • 120fpsでは1/240秒を目安に、明るさと動きのブレを先に考える。
  • スロー用と等倍用は別に録画し、後の切り分けを減らす。
  • 4Kやカメラ内の圧縮形式を使う私の判断は、全機材・全投稿先の共通条件ではない。

前の4記事は基本の仕組みでした。ここからは、私がストック用の動画を撮るときの選び方です。同じ設定をすべてのカメラへ当てはめるのではなく、撮影と編集の手間をどう減らすかという経験として読んでください。

明るさとシャッター速度を先に決める

私が優先しているのは、シャッタースピードを下げすぎないことと、画面の明るさです。後から編集するとき、できるだけ手間を少なくしたいと考えています。

120fpsで撮るときは、1/240秒を目安にしています。ここで「下げすぎない」というのは、露光時間を長くしすぎて動きのぶれを増やさない、という意味です。基本的にはカメラの揺れを抑える機材、ジンバルを使っているので、手ぶれもあまり起こりません。ただ、大きく揺れるときや大きく場面を移動するときには、必ず録画を止めます。

スロー用5秒と通常速度用15〜20秒を別撮りするタイムライン

スロー用と等倍用を分けて撮る

120fpsで撮った全コマを30fpsで再生すると、長さは4倍になります。撮影が5秒なら、完成するスロー動画は20秒です。

私は、スロー用は5秒ぐらい、等倍用は15秒ぐらいで撮っています。両方を一緒に撮りたいときは20〜25秒ぐらい回すこともありますが、その方法だと後で切り分ける手間が増えます。まずスロー用に5秒、その後に等倍用を15〜20秒撮る、という分け方を考えています。

横スクロールできる表です。左右にスワイプするか、表を選んで左右矢印キー、Home、Endキーで移動できます。

スロー用と通常速度用を分けて撮る目安
用途撮影の目安仕上げの考え方
スロー用約5秒120fpsから30fpsで約20秒
等倍用約15〜20秒通常速度で約15〜20秒を使う

だいたいは1分未満の動画を撮りますが、提出するクリップは30秒以下にしています。iStockで、同じシーンが30秒以上あることが却下理由になる場合がある、という認識からです。同じ内容でも、動きが変わる動画でも、その長さに収めています。

これはiStockの却下理由を踏まえた私の提出方針です。すべての投稿先に共通する上限でも、30秒以下なら必ず審査に通るという意味でもありません。

残ったちらつきには編集の負担がある

撮影後に残ったちらつきは、DaVinci Resolveのちらつき除去機能で除去しています。ただ、この処理を入れると、書き出し時のパソコンへの負荷が大きいと感じています。撮影時の明るさやシャッター速度を気にするのも、後の手間を減らしたいからです。

これは私の経験です。どんなちらつきも必ず直るという意味ではありません。機能の利用条件と、処理後に不自然な動きが出ていないかは、使う環境で確認してください。

選べる設定でも必要以上に追わない

4:2:2は、選べるから設定する、という程度です。4:2:0でも過度には気にしません。私はα1で、RAW動画ではなくカメラ内の圧縮動画形式で撮っています。圧縮は、保存するデータ量を抑えるための処理です。それで不便を感じておらず、容量の面でも有利だと感じています。RAWを使える環境でも、必要がなければ非RAWを選ぶ考えです。

α1のカメラ内RAW動画記録とHDMI RAW出力は別です。ここで述べているのは私が使う撮り方で、カメラ全体がRAW動画に対応していないという意味ではありません。

以前は8Kを受け付ける投稿先に合わせて撮り、別の投稿先向けに4Kへ変換していました。データの保存に使うHDD(ハードディスク)5台、SSD3台でも容量に余裕がなく、確認できた売上も、8Kを標準で続けるほどではありませんでした。今は4Kで十分だと考え、HDから始めることも否定しません。

売れそうかを決めるより投稿している

私は、審査に落ちるかどうかを意識しておらず、基本的にはどんどん出しています。そのため、画質や形式を理由に落ちた経験として、ここで具体的に挙げられるものはありません。審査に一度も落ちたことがない、という意味ではありません。

売れるかどうかも、撮影ごとに判断しているわけではありません。ストックに出せるものは、基本的にほとんどすべて出す、という考えです。一件ごとの結果だけで撮影を止めず、使える素材を増やしていきたいと思っています。

参考資料

Adobe Stock/動画の提出条件 (新しいタブで開きます)

Adobe Premiere/fpsの解釈と長さ (新しいタブで開きます)

Sony/α1 HDMI RAW出力とカード記録の制限 (新しいタブで開きます)

Blackmagic Design/DaVinci Resolve StudioのResolve FX (新しいタブで開きます)

この記事の実践チェックリスト

チェックは、このページを開いている間の作業メモです。

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